ドンバの精神分析(これがジャズの神髄だ)
(ドンバの心の中はこーなっております。)
※以下、目配せするワケでも合図するワケでもありません、目隠ししてても、だいじょーぶです。

「A Night In Tunisia」   アタマ8小節/ドラムソロ   タイコ>(おーっと、なんか今日調子悪いみたい、えーっと8小節ね      ウン、なんか調子出てきたー−ーっと思ったら      ヤノピのばかやろー、なんで出てくるんだよ−!      まだだっつってんのに! こらあ!)   ヤノピ>(タイコのアホーなにやってんだ、さっき「4小節ね」って      言ったじゃねーか! えーいもう入っちまうぞー!      おらおら、まだ叩いてんじゃねえ、つーの!)   タイコ>
(しょーがねー、おとなしくしよっと、バカには勝てんわ。)   べ−ス> (あ、もう入るの、へっ?えっ? ああ、そこね、はいはい、、と。)   ヤノピ>(よーしよし、さて、もうこっちのもんだ、と。      いくぞいくぞー! どうじゃどうじゃ!)   テーマ   フロント>(おーい、どうなっとるのー?       みんな、どーする?どっから入りゃいいの?       まあいいか、んじゃテキトーなとこで)           (ほいじゃ、せーの!)   アドリブ   パツラ>(へっへっへ、始まっちゃえばこっちのもんよ!      あ、アドリブね、へいへい いただきまーす。)   サックス>(なげーよなあ、こいつのアドリブ、いっつも長い。       だいたいヘッタクソなクセに・・・       そろそろカワレ、マ・ワ・セっつーのっ!)   パツラ>(ばーか、そう簡単にマワせるかっつーの!      見ろ、そこのネエチャン、聴いてる聴いてる      こりゃあ、イケルかもしれんなあ。)   サックス>(あ、コノヤロー、一人でオイシイとこ持ってく気だな、       そりゃ、イカン! イカンぞー!!)   パツラ>(あ、このバカ、勝手に入って来やがって!)      ああ、アカン、負けた・・・   サックス>(どーですオネーサン、うまいでしょ? ええ音でしょ? んん?)   べ−ス> (あ、ダメ、倍テンなんかして、ゆび疲れる・・・)   タイコ>(こりゃあ!オレんとこにもマワさんかい!      やらせろー!やらせろー!)   サックス>(なんかうしろのほうが、やかましいこと・・・)   ヤノピ>(ちょっと待った−! オレの方が先に決まっとるやんけ−!      オレにやらせろー!)   べ−ス> (も、どーでもいいから早く終わってくれんかなあ・・・)   サックス>(タイコのバカ、後でうるさいから、ホレ!)   ドラムソロ   タイコ>(よっしゃあ!きた、きた! いくでー!      そりゃそりゃ、ア、ツクタ、ツクタ、ツクタツクタ      おーーーーええ感じ、ドドツ、ドドツ いーじゃないですかあ?      それでは本日のハイライト!)   フロント>(あ、はじまっちゃった、みんな休憩ね、ソデ行こ。)      「えーと、今日はメシ付くの?」      「うーん、なんか出るみたい、またいつもの特製スパかなんか」   タイコ>(あ、キタネエ、オレだけ残して休憩かよお、わかった      そんなら必殺の大技を・・・・・       デヤーーーーッ! 、、、、、、、あら失敗こいた)   タイコ>(こりゃもうアカン、アレだな、、、リズムチェンジ!)   フロント>「特製スパってあれか?こないだのゴキブ・・」      「ん?なんかリズム変わってない?」      「これって、まさか、「あばれ太鼓!?」      (おいおい、フォービートからどーして演歌になるのよ)       おおっ! 北島三郎「まつり!」       (ったくもー、ど−やって戻ってくるんだ、あのバカは?)   タイコ>(泣きそう)   べ−ス> (あの、テキトーにブレイクしてくれれば、入りますので)   ヤノピ>(オラも入るでよ)   タイコ>(あああ、ありがとー!・・・・・・ズダン!)   テーマへ戻る   フロント>(やれやれ、では、せーの!)    終了      「いやあ、良かったねえ、意外な展開、さすがだねえ、いかったいかった」         (あほー、こいつとは二度とやらんぞ!)

続く  
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