バンド用語博物館(JAZZ編その1)
●今では、ほとんど死語となりつつあるバンド用語  
ほとんどの場合、言葉をひっくり返しただけのものが多い。  放送業界の用語と共通点が多いのは、黎明期のテレビ制作に多くのジャズマンが関係したため。  (大橋巨泉、中村八大、三木鶏郎など)

例えば

レーキなチャンネー・・・きれいな、おねえさん

ダンモ・・・・・モダンジャズ、本来ならンダモでなくてはならないのだが、
         濁音がアタマにこないと、気が抜けちゃうのよね。
         「やっぱ、ンダモだね」........なんのこっちゃ。
 
     用法例・・・・・ツーケのナーア(意味は差し控えさせていただく)
 
     ちなみに、ピアノの山下洋輔氏の野球チームは「ソーク・メナーズ」・・・意味は差し控えさせていただく...


●楽器編

ドンバ・・・・・バンドの事、またはバンドばっかりやっているアホの事。

タイコ・・・・・私の得意な楽器ドラムの事、でもタイコ叩いてますというと、世間の人は、

        お祭りの太鼓だと思うらしい。演奏後はかなりのハイテンションでアホになっている。

パツラ・・・・・ラッパつまりトランペットの事、これを吹いている人は常に脳が酸欠状態なので

        アホになりやすいか、すでにアホになっている。

ボントロ・・・・だいぶわかってきたでしょ、トロ−ンボ−ンの事。のばしたり縮めたり、アホしか出来ない忙しい楽器。

ヤノピ・・・・・ピアノ、本来なら「アノピ」なのだが、アホなのでヤノピと言っている。

テナー・・・・・テナーサックスの事、アホは長い言葉が覚えられないので、ただ「テナー」としか言えない。

アルト・・・・・アルトサックス、上に同じ。

スーベ・・・・・ベース、唯一おりこうそうに見える楽器。でもホントはアホでスケベが多い。
 
追加
 
トンバリ・・・・バリトンサックス(バリトンプレーヤー・ 中村春秋 様)
 

●一般用語   トラ・・・・・・エキストラ、転じて助っ人の事。 メンバーが足りない時、頼んだり頼まれたりする。         (東京方面ではラートというらしい)           ラッパの「くまさん」っていう方がいまして、脳血栓か何かで倒れて、病院へかつぎこまれた、         集中治療室で看護婦さんに、「で・電話をかけてくれ!」 ああ、家族に連絡するんだな、と         思った看護婦さんは、「わかりました、で、どなたにかけましょうか?」         「ラッパの◯◯に、こ、今夜、ト・・・トラをたのむ、と」         その夜のステージに穴があく事はなかったそーです。 (実話)     オカズ・・・・・そう、晩ごはんの...ではない。メロディのキリのいいところ例えば4小節目とか8小節目とか、         あるいは、今からもりあがるぞーってなところでドラムが入れる「合いの手」? FILL IN   アタマ・・・・・曲の最初の部分、演奏中、よく「アタマがわからん!」と叫んでいるのが、私。   マワス・・・・・アドリブを次の奏者にまかせること。   コヤ・・・・・・小屋、ホールや市民会館などの演奏会場、ドンバにかかれば武道館だってコヤになってしまう。   ハコ・・・・・・箱、ライブハウスの事、正しい使い方は「ハコで入る」(ハウス専属になっている事)   ノリコミ・・・・出演料に交通費まで含まれる事、食事もつけば「アゴアシ付き」となる。   ボーヤ・・・・・バンドの楽器運搬やセッティングなどの仕事をしてくれる、バンドボーイ。   ビータ・・・・・旅、演奏ツアーの事   スリク・・・・・鼻から吸ったり、お注射したり、演奏がスッゴクうまくなったような気がする不思議な「お薬」         気がするだけなので、他の人は大変迷惑する。 今使っている人は、ほとんどない。            関連・・・ポン         (ポンジュースはだいじょーぶです)   現金キャッシュ・バンドマンはじめ芸能人は現金しか信用してない、一般社会では小切手も現金とよんでいるが          小切手はだめ!と厳しく区別するため「現金キャッシュでください」といいます。          私が手にした最多の現金キャッシュは500万円だったか、1000万円だったか          とにかく、ポケットというポケットが一杯になってしまった。(こいつを楽屋で分配する!) 
●バンドなアホご紹介コーナー        川野君        以前うちのバンドでベースをひいていた「川野君」うちのバンドが、ドラマーの「森山威男」氏を      ゲストに迎えての演奏終了後、森山氏に言った一言。             「なかなかやりますね、今度また、一緒にやりましょう。」(実話)        ●おいおい
          私が学生の時に「ジャズ研」に入ってきたドラム志望の新入生と先輩の会話。(実話です)        先輩「おまえはなぜドラムがやりたいんだ?」      新入生「(胸を張って)はい。ドラムには理論がないからです」                                 (ボブ・ボロクソマアイイヤー 様)           ●その通り、ドラムはアホでもできる、私のよーに。
                      N.Y.ジャズ小話(その1)          有名なサックス奏者がホールで演奏していた          「OverTheRainbow」(虹の彼方に)だ。          しかし、どうしてもサビの部分が思い出せない。          あまりの苦しさに倒れてしまった彼の耳に、駆け付けた          救急車のサイレンが、『ピーポ・ピーポ・ピーポ・ピーポ』                 (最後の部分は、口に出してみて下さい)                                      (N.Y. Yo Kano 様)           ●この話のあと打ち上げパーティにもかかわらず、我々はトンデモ話を続けてバカウケしたのだが、          (当然下ネタ方面)酒がさめた翌朝、あまりの恥ずかしさに早朝のトンズラとなった。
       中国語におけるJAZZ       多 来 米 発 梭 拉 西 ド レ ミ ファソ ラ シ  JAZZは爵士樂 モダンJAZZは現代爵士音樂、テナーSAXは次中音薩克斯管、 プレイボーイは花花公子、  少年ジャンプは飛躍少年 女性セブンは婦女七星、 週間ポストは信使周刊、 チャーリー パーカーは査利帆克、 北京には一軒のJAZZライブハウスが有るね、                                          (孫 海頓 様)         ●だ〜・らい・まい・はつ・しゅん・ら〜・さい・・  査利帆克.....チャーシューのにおいがするような。    
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